Hike×Hack

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「書評」にするか「読書感想」にするか、私なりに考えてみた。

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photo credit: the bbp via photopin cc

こんにちは! Hike×Hackのかけすけ( @kakesuke02 )です!

最近、迷っていることがありました。

近いうちに、上の本に関する記事を書くつもりなのですが、記事のタイトルを「書評」とするか「読書感想」とするか。そのことについて、しばらく悩みました。

どれくらい悩んだのかというと、「1+1は?」と聞かれたときに、「2」と答えるか「田んぼの田」と答えるのか、というほどにです。

そして、自分なりの結論を出してみました。その結論とは、「恐れずに”書評”にする」というものです。

≪1.厳密には「書評」は「感想・紹介」でも良い?≫

Google先生を使って「書評」という言葉の意味を調べてみたところ、以下のような結果が得られました。

書物について、その内容を紹介・批評した文章。

気になるのは、「紹介」という部分。どうしても、「書評」というと「批評」や「論理的な見解」のようなものが求められているような気がします

ですが、「紹介・批評した文章」とあることから。「批評」でなくとも、そして「論理的」でなくとも、「書評」と呼んでいいのではないでしょうか。

極端に言ってしまえば、この辞書の意味をそのまま受け取るならば、「この本読んだ! すっごい面白かった! オススメだよ☆」というのも「書評」と呼んで差し支えないはずです。意味としては問題ありません。

とはいえ、これは「辞書的な」意味でしかありません。実際、辞書ではこのようになっていても、「書評」というものに対して「こんなのはただの感想だ!」「なんの実にもならない!」などのような意見を寄せる人はいます。悲しいことです。

つまり、「感想・紹介でもok」という辞書的な意味は、万人を納得させるという観点では、実質役に立ちません

結局のところ、単なる「感想」を「書評」と名づけたのであれば、鬼の首を取ったかのように桃太郎が押し寄せてくる場合があるのです。私は彼らを「鬼の首 取り太郎」と呼ぶことにしました。

さて、それではどうすればいいのか。首を取られるのを恐れて「感想」と名づけてみましょうか。

≪2.もし、指摘を恐れて「感想」にしたならば≫

個人差はありますが、私の場合。一度「感想」と名付けたら、しばらくは「感想」に落ち着くことになります。その時の心理状態は、きっとこうでしょう。

「”書評”じゃなくて”感想”にしてるし、フワフワした文章でもいいかな」

つまり、「感想」のレベルで頭打ちとなってしまうのです。「感想」と銘打って、いわゆる「書評」レベルの記事を書けるのであれば別ですが、私は「感想」と書いてしまったら「感想」レベルに落ち着いてしまいます。

由々しき事態です。2階建ての家なのに、階段が途中でふさがっているようなものです。それならば、どうしようか。「感想」に甘えるか。「書評」に挑むか。

私は、挑むことにしました。

≪3.私が出した結論≫

「書評」でいきたいと思います。最初のうちはきっと「単なる感想だ!」と言われることもあるでしょう。ですが、その指摘を恐れて挑戦を諦めたくはありません。

いずれは、そういった方々にも納得してもらえるような書評記事を書くためにも、私はあえて、「感想」ではなく「書評」としていくつもりです。

≪まとめ≫

■ 読書の「感想」と「書評」で揺れ動くかけすけ。

■ 「感想」と書いてしまうと、ずっと「感想」で妥協してしまうかけすけ。

■ 最初はいわゆる感想レベルだとしても、「書評」にするかけすけ。

――あなたの旅先案内人 かけすけ( @kakesuke02 )より