こんにちは! Hike×Hackのかけすけ( @kakesuke02 )です!
私の記憶が正しければ、先週の金曜日に私は寝違えました。
あれから数日が経ち、今ではほぼ平常運転で生活することができています。(まだ少し痛みがありますが、生活に支障はないレベル)
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この寝違え体験によって、私はあることに気づきました。それは、「実際に体験してみなければわからないこともある」ということです。
このことは「そんなの、言われなくてもわかる」と指をさされてしまいそうですが、「実際に体験してみなければわからない」ということ自体もまた、実際に体験し、そして実感することが大切になるのでしょう。
今日は、私が見舞われた寝違えを例に、この「実際に体験してみなければわからないこともある」ということについてお伝えしようと思います。
≪1.「寝違えなんて余裕っすよハハハ」という認識≫
私は過去に何度か、「起きたら首が痛い」という事態に見舞われたことがあります。今思えば、どれも寝違えとは言えないレベルの軽い痛みだったのですが、本当に痛い「寝違え」を経験したことがなかったため、その軽い痛みを「寝違え」だと認識していたのです。
ですが、周囲を見てみると、「寝違えた!めっちゃ痛い!」「オッペケテンムッキー」「ウニョラー!トッピロキー!」という、とにかく「寝違えがかなり痛い」という声がよく見受けられるのです。
このことに対して、「寝違えはそんなに痛くない」という認識をもっていた私は「?」だったわけです、「寝違えって、そんなに痛いか?」と思っていたわけです。
そして、私の慢心はとどまることを知りませんでした。周囲に公言していたわけではないですが、心の中では「ドンと来い寝違え現象! 余裕っすよハハハ!」などというとんでもないことを考えてしまっていたのです。
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まさか、そう思っていたこれまでの数年間が。先週の金曜日に爆発するための、壮大なフラグだったとは。私には、知るよしもありませんでした。
「革命だ!」「聖戦だ!」
「今こそかけすけに、真の痛みを与えるのだ!!」
「寝違え」が私に、反旗をひるがえしたのです。
≪2.認識が誤っていた!≫
「ぐあっ!」
窓からあたたかな陽光の差す金曜日の朝に、私は悲痛の叫び声をあげました。その見事なまでの「ぐあっ!」は、「録音しておけばよかった」と思うほどに純粋無垢な「ぐあっ!」でした。
それほどに、鮮烈な痛みが私の首筋を伝ったのです。
と、同時に。私はそれまでの自分の慢心を呪いました。
「私がこれまで経験していた”寝違え”は、寝違え四天王の中でも最弱だったのか」と。
つまり、私がやっていたことをドラクエに例えると、次のようになります。
1.「魔王を倒すぞ!」と意気込んで出発する勇者(LV1)。
2.ひのきの棒でスライム1体を倒す勇者(LV1)。
3.「なんだ、こんなもんか。魔王も楽勝だな」と鼻をほじる勇者(LV1)。
4.調子に乗って竜王とタイマンを張る勇者(LV1)。
5.1ターンキルされる勇者(LV1)。
どうでしょうか。私の慢心がいかに滑稽だったか、丸わかりです。あまりの恥ずかしさに、膝に矢を刺して、衛兵の道を志したくなったほどです。
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これらの経験を経て、私はあることを学びました。それは、冒頭でも言ったとおり
「実際に体験してみなければわからないこともある」
ということです。
≪3.「なってみなけりゃわかんねぇ……!」ということ≫
私は先週の寝違えを経験するまでは、「寝違えがめっちゃ痛い!」という人の気持ちをまるでわかっていなかったのです。
たしかに、私は軽い痛み程度の寝違えを経験したことはあります。ですが、「めっちゃ痛い!」と人が言うほどの痛みを体験したことはなかったのです。そのため、私は本当は、彼らの気持ちを理解できていなかったのです。
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そしてこのことは、寝違え以外のことにも、多くの機会で適用されることです。「事件は現場で起きてるんだ!」と通じるものがあるかもしれません。
つまり、「体験・実感したことがない人が語っても、説得力は弱い」ということです。
ブログ論で言うのであれば、ブログを一度もやったことがない人が「○○すればアクセス数はあがる!」と言っても説得力は弱いわけです。
それよりも、実際に○○をした上で「○○したらアクセス数があがった!」と言う人のほうが、説得力は段違いに強いのです。
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言われてみれば当たり前のことかもしれません。ですが、当たり前のことほど、あまりに無意識すぎて、ふとした時に実践できないことがあります。
たとえ当たり前だと思うことであっても、改まって意識を向けることで、その精度を高めることができるでしょう。
初心、忘るべからず。
この言葉を胸に、私は「実際に体験すること。実感すること」を大切にしていこうと思います。
≪まとめ≫
■ 軽い寝違えばかり経験してきたため、「寝違えはつらくない」と思っていた。
■ 実際に、本当の「寝違え」を経験してみて、認識はガラリと変わる。
■ 正確な認識のためには、「実際にそうなってみる」ことが大切だなあ(しみじみ)。
――あなたの旅先案内人 かけすけ( @kakesuke02 )より
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